AboutCULUMU

Ep.6

みんなの共創ポリシー

私たちは、社会課題と向き合うデザインスタジオです。

当事者、企業、専門家。多様な立場の人が関わるプロジェクトでは、言葉ひとつ、振る舞いひとつが関係性をつくります。

伝えるつもりの言葉が、誰かを傷つけてしまうこともある。

無意識の前提が、参加のハードルになることもある。

だからこそ、私たちは「どう創るか」と同じくらい「どう関わるか」を大切にしています。


私たちの前提

CULUMUの共創は、次の考え方に基づいています。

障害は人ではなく、社会にある。

障害とは、個人の特性そのものではなく、社会環境との相互作用によって生じる制限です。

段差があるから車いすは進めない。字幕がないから情報にアクセスできない。難解な日本語があるから理解が阻まれる。

つまり、制限を生んでいるのは人ではなく、設計されていない環境です。

この社会モデルの視点に立ち、私たちはプロジェクトを進めます。

共創ポリシーの目的

このポリシーには、明確な目的があります。

  1. 情報を適切に、確実に伝えるため

  2. 誰もが自分の声を出せる場をつくるため

ステークホルダー

目的

メディア・発信パートナー

誤解を防ぎ、誠実な発信を行うため

クライアント・協働企業

プロジェクト価値を最大化し、当事者と対等に向き合うため

インクルーシブパートナー

対等なパートナーとして、ともに場をつくるため

プロジェクトメンバー

リサーチ・ワークショップ設計の質を高めるため

共創の質は、関係性の質で決まります。その土台を整えるのが、この共創ポリシーです。

ともに社会課題に取り組む「インクルーシブパートナー」

私たちは、当事者を「インクルーシブパートナー(デザインパートナー)」と呼びます。

モニターでも、被験者でも、何かが不自由な人でもなく、インクルーシブパートナー

そこには、さまざまな背景を持つ人が含まれます。

  • 初めてその情報に触れる人

  • 日本語や書記言語以外を日常的に使う人

  • 視覚障害がありスクリーンリーダーを使う人

  • 知的・発達特性がある人

  • シニアや子ども

だからこそ、「わかる前提」を共有していない人にも届く言葉を基準にしています。

言葉は、小さな設計です。その積み重ねが、関係性をつくります。

CULUMUの共創コミュニティの構造図。中心にCULUMUがあり、多様な当事者(ろう者、発達特性当事者、高齢者、外国ルーツ、Z世代など)と、専門家(デザイナー、研究者、建築家、マーケター、NPO代表など)がつながり、「問いを見つける」から「共創機会の創出」を経て「社会実装」へと進む関係性を示している。

ともに始めましょう

私たちにとってポリシーとは、守るべき規則ではなく、実践の指針です。

言葉の選び方、場の設計、関わり方——その一つひとつの積み重ねが、プロジェクトの質をつくります。

共創とは、相手を変えることではなく、自分たちの前提を問い直し続けることです。

このポリシーを読んでくれたみなさんと、一緒に考え続けていけたら嬉しいです。

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