アクセシビリティへの取り組み方

エピソード4

    Report

    :日経225企業のアクセシビリティ対応状況一斉調査レポート

    アクセシビリティへの取り組み方

    【連載第4回】日経225企業のアクセシビリティ対応一斉調査レポート


    やさしいデジタルを、当たり前に

    情報保障から、体験保障へ

    インクルーシブなサービスを実現するためには、多様な人々と共創しながら、アクセシブルな設計をしていくことが必要です。
    これまでのアクセシビリティは、主に「情報にアクセスできること」を重視した情報保障の観点で語られることが多くありました。しかし、デジタルサービスが普及した現在では、単なる情報取得ではなく、サービスそのものを使いやすくする「体験保証」の観点が重要になります。

    インクルーシブデザインとアクセシビリティの両立を示す概念図

    CULUMUのアプローチ

    CULUMUでは、独自の2つのアプローチで、アクセシブルなウェブサイトを実現します。

    ①ウェブアクセシビリティ評価項目による、基準に基づいた評価

    ウェブアクセシビリティに関する世界的な基準にもなっているWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)の評価項目に則り、ウェブアクセシビリティの評価をおこないます。
    診断ツールだけではなく、実際にスクリーンリーダーや画面拡大等の支援技術を使った検証もおこない、基準に基づいた評価と改善をおこないます。

    ②リードユーザーによる定性的な評価

    障害当事者の方や高齢者の方に実際に操作してみてもらい、課題点、改善点の抽出をおこないます。ツールや一般的な基準だけでは判別できない実際の当事者の声を取り入れることで、より実態に即した、実用的なものとすることができます。
    これらのアプローチを取り入れたCULUMUのアクセシビリティには、3つのメリットがあります。

    ①すべてのユーザーが利用できる環境で価値を最大化
    高齢者や障害のある方など、様々な人々にプロダクト・サービスを利用してもらいやすくなります。

    ②当事者のフィードバックでより実用的なプロダクト・サービスへ
    NPOネットワークを活かした、リードユーザーからの実態に基づいたフィードバックと改善を受けられます。

    ③デザインから開発まで一気通貫で支援
    多様な人々と共創するインクルーシブデザインで生み出されたプロダクト・サービスを、多くの人に届けられるように開発まで含めて、一気通貫で取り組むことができます。

    プロジェクトでの取り入れ方

    新規サービス構築のケース

    情報設計や画面デザインを検討している段階から、アクセシビリティを考慮した設計をおこないます。実装をおこない、出来上がったものに対して基準に基づく評価やリードユーザーによるチェックをおこないます。リリース前に改善をおこない、様々な人々が分け隔てなく利用ができるサービスとします。
    また、オプションとしてアクセシビリティ試験の実施とその結果の公表もおこなうことも可能です。

    新規サービス構築におけるアクセシビリティ対応のプロセス図

    既存サービスの改善のケース

    すでにあるサイトやサービスに対して、アクセシビリティ評価、リードユーザーへのヒアリングをおこないます。そこで明らかになった課題をもとに、改善案を検討し、サービスの改善をおこないます。
    また、オプションとしてアクセシビリティ試験の実施とその結果の公表もおこなうことが可能です。

    既存サービス改善におけるアクセシビリティ対応のプロセス図

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