【フットマーク × CULUMU 共催ウェビナー】発達障害(神経発達症)の子どもたちがリードしてデザインした「ぴったセル」に学ぶインクルーシブデザイン
2026/7/24
(金)
/
16:00~
受付終了

Overview
開催日時
2026/7/24
(金)
16:00~
定員
オンライン参加
100
名
参加費
無料(事前予約制)
製品開発において、ユーザーの声を「聞いたつもり」になっていませんか?
アンケートを実施する。インタビューで要望を聞く。試作品への感想を集める。
ユーザーの意見を取り入れるための方法は数多くあります。しかし、言葉として表れた要望だけを製品に反映しても、日常生活の中にある本質的な困りごとを捉えられるとは限りません。
とりわけ、発達障害(神経発達症)の特性やによる身体の動かしにくさがある子どもたちは、自分がどこで困っているのか、なぜ使いにくいのかを、言葉だけでは十分に説明できないことがあります。
ランドセルを開ける。必要なものを取り出す。荷物を整理する。忘れ物がないように準備する。多くの人にとっては何気ない動作でも、子どもによっては、毎日繰り返される大きな負担になっています。
フットマーク株式会社のランドセルリュック「ぴったセル」は、こうした子どもたちの日常に向き合い、発達障害(神経発達症)のある子どもたちを、単なる調査対象ではなく、製品開発を導く「リードユーザー」として迎えることから生まれました。
子どもたち自身が、日記や動画、試作品の使用などを通じて、日常の困りごとや工夫を伝えます。開発チームは、その言葉だけでなく、行動や使い方、つまずき方を観察しながら、試作と検証を重ねました。
しかし、当事者の声を起点にした製品開発は、単に要望を聞き、そのまま機能に置き換えるだけでは進みません。
特定の子どもに合う工夫を、どのように多くの子どもが使いやすい製品へ広げるのか。
言葉になりにくい困りごとを、どのように製品の要件へ変換するのか。
開発期間やコスト、製造上の制約がある中で、どこまで試作と検証を重ねるのか。
当事者の意見が異なる場合に、何を基準として判断するのか。
インクルーシブデザインを製品開発として実践するためには、当事者への共感だけでなく、観察、解釈、試作、検証、意思決定を一貫して設計する必要があります。
本ウェビナーでは、「ぴったセル」の開発プロセスを題材に、子どもたちの切実な困りごとを、どのように具体的な製品へと落とし込んでいったのかを紐解きます。
次のような状態になっていませんか?
ユーザーインタビューは行っているが、表面的な要望の収集で終わっている
子どもや障害のある人の意見を、どこまで製品へ反映すべきか判断しにくい
当事者の声を聞いても、具体的な製品要件へ変換できない
一人ひとりの困りごとが異なり、どの意見を優先すべきか整理できない
プロトタイプをつくっているが、何をどのように検証すべきか曖昧になっている
社会的意義は説明できても、事業として継続できる製品へつなげにくい
インクルーシブデザインを実践したいが、社内の開発プロセスへ組み込む方法が分からない
このような方におすすめ
商品企画、製品開発、研究開発、新規事業を担当している方
子ども向け製品や教育、福祉、医療、生活用品の開発に関わる方
障害のある人や子どもとの共創を、製品開発に取り入れたい方
特に、以下の観点を中心に扱います
当事者を「意見を聞く対象」ではなく、開発を導くリードユーザーとして迎える方法
言葉になりにくい困りごとを、行動や生活場面から捉えるリサーチの進め方
一人の切実な困りごとから、多くの人が使いやすい製品価値を見いだす考え方
本ウェビナーで持ち帰れるもの
自社の製品開発を見直すための観点
ユーザーの声を十分に聞けているかだけでなく、声の背景にある生活上の困りごとや行動を捉えられているかを見直すための視点を持ち帰れます。
当事者と共創するための役割整理
当事者を調査協力者として扱うのではなく、問いを立て、試作を評価し、開発を導くリードユーザーとして迎えるための考え方を整理します。
本質的なニーズを製品要件へ変換する方法
当事者の発言、行動、つまずき、工夫をどのように読み解き、製品の構造や仕様へ落とし込むのか、その基本的なプロセスを学べます。
当日の内容
インクルーシブデザインとは何か
インクルーシブデザインを、単に多くの人が使える製品をつくる手法としてではなく、これまで開発から取り残されてきた人の経験を起点に、製品やサービスの前提を問い直すアプローチとして解説します。
子どもたちをリードユーザーとして迎える意味
発達障害(神経発達症)のある子どもたちを、保護や支援の対象としてではなく、独自の経験と工夫を持つ開発パートナーとして捉える考え方を紹介します。
言葉になりにくい困りごとを捉えるリサーチ
子どもたちの日記、動画、行動観察、試作品の使用などを通じて、本人も言語化しにくい困りごとをどのように把握したのかを紐解きます。
少数の「使いにくい」を見過ごさない開発判断
多数のユーザーにとって問題がなくても、一部の子どもにとって深刻な使いにくさが残ることがあります。少数の声を例外として扱わず、製品開発の起点に変えるための判断について考えます。
「ぴったセル」に反映された製品上の工夫
ランドセルの開閉、荷物の出し入れ、整理、背負いやすさなど、子どもたちが日常で直面する負担を、どのように製品の構造やデザインへ反映したのかを紹介します。
プロトタイピングと検証の進め方
最初から完成形を目指すのではなく、試作品を実際に使ってもらい、子どもたちの反応や行動を確かめながら改善を重ねるプロセスを取り上げます。
タイムテーブル
16:00〜16:15|オープニング・インクルーシブデザインの基礎解説
CULUMUより、インクルーシブデザインの基本的な考え方と、当事者をリードユーザーとして迎える製品開発の進め方を解説します。
16:15〜16:50|エピソード紹介
「子どもたちがリードした『ぴったセル』開発秘話」
子どもたちとのリサーチ、試作と検証、製品仕様への反映、多職種による開発体制など、「ぴったセル」が生まれるまでの舞台裏をお話しします。
16:50〜17:00|質疑応答・クロージング
(※)当日の質疑応答パートでは、限られた時間を有効に活用するため、皆様から事前にいただいたご質問を中心にお答えいたします。
インクルーシブデザインの実践におけるお悩み、子どもや障害のある人との共創リサーチ、当事者の声を製品要件へ反映する方法、フットマーク・CULUMUへのご質問などがございましたら、チケットお申し込み時に表示されるフォーム(事前アンケート)の該当項目へ、ぜひご記入ください。
CULUMUの提供サービス
CULUMUは、高齢者や障がい者、外国人やマタニティ、Z世代・α世代など多様なユーザー、当事者と共創するインクルーシブデザインスタジオです。ビジネスコンサルタント、UXデザイナー、UIデザイナー 、プロダクトマネージャー、エンジニアなど多数スペシャリストが在籍しているので、さまざまな事業開発の支援が可能です。
また6,000団体以上の非営利団体との繋がりを通じた希少なN=1が多く集まる調査パネルを基に、これまでリーチが困難であった人々を含む多様な人々とマッチングと定性的な調査が提供可能です。当サービスは公益財団法人日本デザイン振興会より「NPOやNGOと連携し、当事者との距離が近く洗練されたプロダクト開発の手助けになる」と評価いただき、「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
これまでデザイン&開発案件で大手企業からスタートアップまで過去100件以上の幅広い取引実績があります。また、NPO・研究機関など多様なユーザーを支援するD&Iパートナーや開発パートナーも豊富で、従来の事業開発のみならず、社会課題への専門性やD&Iに取り組むプロジェクトも豊富な経験があります。
登壇者プロフィール

当事者発想ラボ 室長 / CEO補佐
佐藤 徹(さとう とおる)
株式会社STYZにて、SDGs・CSR・パーパスを軸とした企業向けコンサルティングや新規事業開発支援を手掛ける。医療・福祉、文化・芸術継承など多岐にわたる非営利団体の運営支援にも従事し、幅広い視点でクライアントの課題解決に取り組む。
「当事者発想ラボ」では、当事者発想と生成AIを掛け合わせ、複雑化する社会課題を構造的に捉え直し、多様なステークホルダーとともに問いを設定し、社会的インパクトの設計と検証、調査研究・新規事業開発、コンテンツマーケティングや啓発に従事している。
開催概要
■主催:株式会社STYZ/インクルーシブデザインスタジオCULUMU
■日時:2026年7月24日(金)16:00〜
■オンライン開催:Zoom
■参加費:無料(事前予約制)
お問い合わせ
本ページ内「主催者へ連絡」(スマホからは主催者欄の「問い合わせ」)からご連絡ください。
またお申し込み後のキャンセルに関しましても、事前のご連絡にご協力をお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
support@culumu.com
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